僕たちふたりは”好きなこと”で会社を立ち上げた

――まず初めにお二人のご紹介をさせていただきます。山井太社長は外資系商社勤務を経て、お父さまが創業された登山用品や釣り具の製造を手掛ける株式会社ヤマコウに86年に入社し、アウトドア(キャンプ)用品の開発に着手、現在のオートキャンプスタイルを生み出されました。96年の代表取締役社長就任とともに、会社名を株式会社スノーピークに変更されています。2014年にはマザーズへ上場、翌2015年に東証一部に市場変更されています。ご自身でも多いときでなんと年間60泊以上をキャンプ場で過ごされるというこのお話も大変気になるんですけれども、とてもアウトドアパーソン。ピュアでロマンチックな夢を追い続けて会社を経営されています。たっぷりとお話をお伺いしたいと思います。

一方、青木優社長は学生時代に世界中を旅した際に、まだまだ日本の情報や魅力が海外に届いていないという事実を目の当たりにされました。この経験から訪日外国人が増えている中、もっと日本の良さを世界に発信したいという思いで株式会社MATCHAを起業されます。訪日外国人向けウェブマガジン『MATCHA』を運営されています。現在は地方自治体との共同プロジェクトなど多岐にわたる活動をされています。

本日はそんなお二人に「僕たちふたりは”好きなこと”で会社を立ち上げた」をテーマに、好きなことを仕事にするまでの経験や、好きなことだからこそのご苦労、そして会社経営にかける思いや今後のビジョンなどを語っていただきます。後半では藤野英人氏にも入っていただきまして、お三方でクロストークを展開していただきます。さあ、それでは山井さん、青木さん、よろしくお願いいたします。

山井:はい。

青木:はい。お願いします。

――まず、本日のこのステージセットなんですけれども、スノーピーク様の製品を使用しております。このテーブル、そして私たちが今座っている椅子もそうですが、軽くて折り畳みが簡単なんですよね。

山井:そうですね。

――実は私も趣味で登山をたまにすることがあり、一昨年奮発してスノーピークさんのマグを購入したんですけど、とても使いやすいです。

山井:ありがとうございます。

――さあ、通常のセッションとは少し趣を変えたステージセットになっております。先日、テレビ東京さんの『ワールドビジネスサテライト』でもスノーピークさんのテントをいろいろな企業が活用しているというのを紹介されていましたね。

山井:今、ビジネスシーンでもキャンプ用品を使って、日本の企業をもっと元気にしようということをやっているんですね。

――これは活性化、働き方改革につながるということなんですか。さて、お二方の関係性も実は以前からあると伺いました。まずは自己紹介をそれぞれお願いしたいと思います。では山井さんからお願いします。