自分を変える最短距離は、SNSを始めること【後編】

SNSで大好きな「モテ」に関することを発信し、モテクリエイターとして活躍する「ゆうこす」こと、菅本裕子さん。2016年に設立した個人事務所の売上が1億円に届きそうという彼女だが、実は10代のとき国民的アイドルグループHKT48でアイドルデビューするも脱退。その後もタレントやモデルとして活動するが、収入のないニート時代も長かったという。そんな彼女に「好きなことを発信してお金を得ること」について語ってもらいました。
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SNSはなりたい自分を見つけられる場所

──ゆうこすさんみたいに、好きなことで生きていきたいと思っていても、なかなか一歩を踏み出せない人も多いと思います。

うーん、そうですね。やりたいことをみつけるには、前編でお話ししたお金と将来の仕事のフィルターを1回外すことが大事なんですけど、でも、家でじーっと「やりたいことってなんだろう」って考えるだけでは見つからないと思います。実際になんらかの行動に移してみないとわからないというか。

で、一番手っ取り早い行動はなにかっていうと、SNSを始めることなんですよ。私からするとSNSとは、まさに”外出”なんです。家から一歩外に出るように投稿すれば、何億人って人に見てもらえる外出、すばらしくないですか!?

そこで自分のことを発信していると、自ずと自分のやりたいことも見えてくると思うんです。私は人から見られることって、とても大事だと思っていて。とくにSNSはいろんな反応が返ってくるし、数字も出るので自己分析にはもってこいなんですよ。
なので、みんな怖くないからまずは1回でもやってみたらどうですか? って思います。

──引きこもっていたら誰にも見られないし、なんの反応も返ってこない。

反応が返ってこないと、反省もできないじゃないですか。良くも悪くもSNSは返ってくるから自分を見直せるんです。

そういえばアイドル時代にそれがあって。毎日反省ノートを書くってメンバー内のルールがあったんですよ。みんな真面目に書いてたんですけど、当時の私は、毎日同じ公演で同じダンスを踊っているだけだし、何を反省したらいいのかわからなくて、私だけ、唯一、1回も反省ノートを出さなかったんです。みんな真面目にずらーって書いているのに。ほんと不真面目ですよね(笑)。

──正直だったんですね(笑)。

でもいまはSNSで、データが可視化されて反応がすごい見えてくるんで、すぐ反省しますね。こんなに反省点みつけられない子でも、SNSだと見つけやすいぞっていう。

SNSはそれだけじゃなくて、いろんなサークルやコミュニティに入り込める場でもあるし、いろんなことを調べられる場でもあるから、自分の成長に繋がってくると思うんですよ。

──まずは作ったアカウントで、どんどん好きなことをつぶやいていけばいいんですもんね。例えば、野球でもいいし、ゲームのこともいいし。

そうなんです。それにアカウントは1つにこだわらなくてよくて、それぞれ別に作ってブランディングしてもいいですし。で、やっていくうちに、「これ好きかも」って気付くことがたくさんあると思うんです。私、ツイッターやり始めて3年目くらいで、メイク好きかもって気付いたんですよ、遅くないですか(笑)。なので、やって損はないと思います! 私、SNS大好きなんで、みんなにもSNSで夢を叶えてほしいんですよ。

やらない理由を考えたら天才レベルだった

──「好き」を発信することで、その「好き」が同じ人と繋がれるのもSNSの醍醐味ですよね。

ホントそうなんです! さっきもお話しした通りなんですけど、好きなことだけやり始めてから、ゆうこすと同じ「好き」で仲間になってくれた人たちが増えて、やりたいことがどんどんできるようになったので。

──それでますますやりたいことや、やれることの規模が大きくなって「好き」がでっかくなっていくと。

はい。やりたいことめっちゃ増えますね。物作りも始めたばかりなのに、すでに2019年にやりたいことも出てきちゃって、もう死にそうです。死ぬかもしれない(笑)。時間が本当に足りなくて大変です。

好きが仕事になって、毎日が楽しいからこそ、すごい憂鬱になるというか。好きが仕事になって目標ができてるのに、その目標を完璧に達成できなかったりすると悲しくなるじゃないですか。その悔しさをバネに「また超えてったろ!」って思って、超えるんですけど。毎日すっごい悔しくて。

先日(12/4)、ニューズピックスさんの企画で、SHOWROOMの前田社長とライブコマースについての講演会をさせていただいたんですけど、私が話す「1」に対して、社長からは「10」くらい返ってくるんですよ。知識量が半端ないのと、お話しも上手なので仕方ないのですが、そこに圧倒的な差を感じてしまって。途中から、私、完全にお客さん状態だったんです。これじゃいかん! って我に返ってすごく反省して……。学ぶこともたくさんあったし、社長の話をいい感じに盗んで私なりに噛み砕いて発信しようって、盗めたからいいっちゃいいんですけど、とにかく悔しかった。負けるなら負けるで私らしさを出せればよかったのに、ただの聞き役になっちゃってて、すっごい落ち込みました。

ほかにも時間がないこともめちゃくちゃ悲しいんです。だからどうにか自分に時間を使ってくれる人というか、協力者を増やそうとして1人マネージャーを増やしたところです。それでもやっぱり、すべてやりたいことを全部やろうと思ったらやりきれなくて、毎日毎日悔しいです。

──せっかくやりたいことがやれるようになったのに、できないことも増えてきてしまった。

そういうのが、本当につらいです。

──好きなことが見つからなかったニート時代と比べてどっちがつらいですか?

ニートのときもつらかったんですけど、なんか忘れちゃいました。あのときは希望もなかったから、もしかしたら大してつらくなかったのかもしれませんね。希望がない、ネガティブなつらさ。いまは希望があるから、その反動として達成できないことへの、ポジティブなつらい、です!

──負けず嫌いなんですね。

本当に好きなことだからこそ、負けず嫌いなんだなって思います。いままで超適当人間で、本気で生きてきたことがなかったし、悔しいって思いもあんまりなくて。逃げる理由を考えたら日本一です、みたいな、やらない理由を考えたら天才レベルだったと思うから、好きなことに出合えてよかったです。