密着! スゴ腕投資家www9945さんの「街角ウォッチ」【中編】

  • リアル投資家列伝・ 街角ウォッチで銘柄探し / www9945

池袋や郊外ショッピングセンターの定点観測で時代の変化を肌で感じ、有望な銘柄を探すwww9945さん。その街角ウォッチに密着させてもらうと、「面白いものがあるんですよ」と、気になる言葉が……。訪れた先はファーストリテイリンググループのファッションブランド「ジーユー」。さらにマルイ、コメダ珈琲とwww9945さんは足を向けていきます。
密着! スゴ腕投資家www9945さんの「街角ウォッチ」【前編】を読む

ジーユーでの購買体験から銘柄を連想する

平日の日中、池袋の街を歩く人は年代も国籍も仕事もバラバラだ。輪になってたむろする大学生、急ぎ足のビジネスマン、2つのスーツケースを器用に操る中国人、酒の匂いをただよわせた職業不詳の男性。さまざまな人が行き交うこの街なら、おぼろげな存在である「大衆」の動向がつかみやすいのかも――そんなことを考えながら「 ジーユー  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」へ入店する。

「店員さんが非常に少ないですよね。1フロアに1人くらいでしょうか。せっかくジーユーに着たのでシャツを買っていきましょう」

そう言ってwww9945さんが選んだ1枚のシャツを奪って「今日は経費で」とレジへ向かおうとしたのだが、レジが…ない……!?

「このジーユーはセルフレジなんです。レジに店員さんが少ないのもそのためです。支払い方法も簡単ですよ」

画像提供:ジーユー横浜港北ノースポート・モール店

シャツからハンガーを外し、レジ機械の下についている箱に入れ、金額を確認して、お金を入れたら精算完了。袋につめる作業もセルフだ。

電子タグをキーワードにして銘柄を探していく

「今までの有人レジよりも早く済みますよね。しかもあの箱、購入点数が複数でも正確に読み取ってくれる。それを可能にしているのは『RFID』と呼ばれる小さな電子タグです」

最近は一部のコンビニやレンタル店などでも見かけるようになった無人レジ。その多くで使われているのが、商品につけられた小さな電子タグだ。

「無人レジを見かけるようになり、『これは来るぞ』と関連銘柄を買ったことがあります。RFIDを作っている会社は複数のあるですが、その中で私が選んだのは「 富士通フロンテック  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」でした。ただ、売上に『期ずれ』が発生してしまったんです」

売上の発生が想定よりも遅れてしまうのが期ずれだ。

「売上の計上が遅れるだけで消滅するわけではないのですが、好材料ではありません。『期ずれは売り』と考えているので売ってしまいました。今後も無人レジの普及は続くでしょうから、またRFID関連銘柄を物色しないといけないですね」

マルイって何の会社だっけ?

そんな解説を聞きながら東口から西口へと駅を越えた。JR、東武鉄道、西武鉄道、東京メトロの4社が乗り入れる池袋駅。駅舎内に設置された店舗も活気があふれている。

「最近思うのは『駅ナカ店舗の閉店時間は街の活気を映す』ということ。池袋駅の成城石井は23時閉店ですが、先日訪れた稚内駅の駅ビルは18時閉店のお店がほとんど、福井駅では多くが19時閉店でした。地方都市は元気がないんだなと感じます」

「着きました」と言いながら、見上げた空には「エポスカード」の入会を促す垂れ幕。「 丸井グループ  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」の子会社が発行するクレジットカードだ。

「店内もすごいですよ。いたるところにエポスカードの入会を促すポップや掲示がありますから」

店舗をあげてエポスカードをPRするのには理由がある。

「丸井グループの利益は小売が28億円(2018年3月期第2四半期)に対して、エポスカードなどのフィンテック事業が146億円(同)。小売業から金融業へとシフトチェンジしているんです」

エスカレーターやレジ横など「隙あらばエポス」とばかりに展開されたエポスカードの告知からは金融シフトをさらに強めているように感じられる。

「エポスカードの強みは店頭での勧誘。店舗での加入率が高いんです。丸井グループにとって店舗は『モノを売る場』というより、もはや『エポスカードを勧誘する場』なのかもしれないですね」

店内を見渡してみると、「ゴジラ」や人気マンガ「銀魂」とコラボしたカードも発行されていた。若者を積極的に取り込もうとしている様子がうかがえる。

「とくに高収益が見込めるのがリボ払い。リボ払いだと金利が割高になりますが、若者は仕組みがあまりわかっておらず、ついリボ払いを使ってしまうんでしょう」

1杯420円でもコスパに優れたコメダ珈琲

池袋マルイをあとにして、ちょっと休憩でも、と提案すると、www9945さんが指定したのは「 コメダ珈琲  ()  () 前日終値  () 始値  () 高値  () 安値  () ※株価、指数は最低20分遅れとなります。 」。ところが平日だというのに店内は混み合っている。「禁煙席で」「あいにく満席となっております。喫煙席でもよろしいでしょうか」といったやり取りの末に席まで案内してもらう。

「幸運なほうですよ。休日ともなれば行列覚悟ですから。何しろコメダはコスパがいいですからね」

コスパがいい? コメダ珈琲はブレンドコーヒー1杯420円。正直ちょっと高い。もっと安いチェーン店だってある。

「モーニングであればトーストがついてくるし、店内備え付けの新聞も読めます。コーヒー単体で考えれば、もっと安いお店はありますが、ゆったりした座席やサービス面まで含めると、コメダ珈琲のコスパは非常に高いんです」

コメダ珈琲なら座席へ案内してくれ、商品は座席まで運んでくれる。ここに魅力を感じる人も多いだろう。

「コメダ珈琲はまだ800店舗もないくらいです。ドトールは約1100店ですから、まだ出店余地はあります。それにコメダ珈琲は収益率も高い。外食産業だと利益率が10%もあれば『いいほうだな』と判断しますが、コメダ珈琲は27%と圧倒的に高いんですよね」

前編・中編で取り上げた上場企業

ファーストリテイリング
サンドラッグ
ホウライ
インフォコム
富士通フロンテック
丸井グループ
コメダホールディングス

カエル先生の一言

街角ウォッチを続け、資産2億円を築いたwww9945さんは、
どのようにして株式投資を始め、成功したのか?
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年収300万円会社員から資産2億円へ〜www9945インタビュー【前編】

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